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危険予知トレーニング(KYT)とヒヤリハット [危険予知トレーニング(KYT)とヒヤリハット]

ヒヤリハットは、顕在化していないものの、重大な災害や事故に直結しかねない無軽症事故状態、一歩手前の危険な状態をいいます。

一方、危険予知トレーニング(危険予知訓練、KYT)は、建設業や製造業といった危険な作業に従事する作業者たちが、事故や災害を未然に防ぐことを目的に、その作業に潜む危険を事前に予測し、指摘しあう活動です。

両者の関係は、危険予知トレーニング(危険予知訓練、KYT)で、危険な作業の従事者たちが、その作業に潜むヒヤリハットを事前に予測し、指摘しあうことで、事故や災害を未然に防止しようとするものです。危険予知トレーニング(危険予知訓練、KYT)を基本にした危険予知活動(KYK)もヒヤリハット活動(ヒヤリ・ハット・キガカリ活動、H・H・K活動)も、職場の安全と健康を守るため、事故を未然に防止するための手法です。

安全衛生の基本は、働く人の安全と健康を守ることで、人間尊重の理念を実現しようとすることにあります。
働く人の安全と健康を脅かす災害や事故について、現実化する前に先取りして予測し、発生を予防することで、人間尊重の理念を現実のものとするのです。
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