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危険予知トレーニング(KYT)の目的 [危険予知トレーニング(KYTと危険予知活動の意義]

危険予知トレーニング(KYT)の目的は、個々の事例ごとの危険要因や対策を学ぶことではなく、一人ひとりが様々な状態・状況の中に潜んでいる危険要因を察知し、その防止対策をたてられるようになることです。

つまり、危険予知トレーニング(KYT)では、「~なので・・・が起きる」、「○○が~して・・・になる」というように、危険なことが起きるケースを発見できる能力、すなわち危険予知能力を鍛えることが大切になります。講義形式等では、個別の危険要因とその対策を教えることはできますが、危険予知能力を鍛えることは困難です。
危険予知能力を育てるには、様々な状態・状況に潜む危険を予測する練習を反復することが効果的です。

この点、危険予知トレーニング(KYT)では、KYTシートに描かれた状態・状況に潜在している危険を予測する練習を繰り返すので、危険予知能力を効果的に向上させることができます。

また、参加したメンバー同士が話し合って危険要因の発見を進めるので、一人だけでは考え付かないようなアイディアが出てくることもあり、危険を予知する想像力を育てるのにも効果を発揮します。
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