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危険予知トレーニング(KYT)の短所 [危険予知トレーニング(KYTと危険予知活動の意義]

危険予知トレーニング(KYT)は、建設業や製造業だけでなく、医療、教育、福祉や交通安全などにも役立つ方法です。

しかし、危険予知トレーニング(KYT)を行えば、即座に事故や災害がなくなる、というものではありません。

危険予知トレーニング(KYT)は、今までの経験や事故を基に、それを防ごうとする意識を高める訓練です。
緊急で予想外の事故など場合には、危険予知トレーニング(KYT)だけでは、事故を回避することはできません。また、形式化された危険予知トレーニング(KYT)も、効果的ではありません。
有効な手段であるはずの指差し安全確認も、ただやっているだけ、もしくはやらされているだけでは、安全への意識は高まりません。

危険予知トレーニング(KYT)は、日々工夫を重ねながら、能動的に、継続的に行っていく中で、それまで気づかなかった危険に気づくようになっていくものなのです。
このような短所も理解したうえで、効果的に危険予知トレーニング(KYT)に取り組んでください。
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